先日箸休めのコラム、
『女の嫉妬を考える』にて、嫉妬という扱いにくいと思われがちな感情に向き合ってみました。
『人を羨ましいと思った時がチャンスです』でも嫉妬という感情を取り扱っています。
一見扱いにくい嫉妬という感情。
上手に扱って、楽しく毎日が過ごせたらいいですよね。
今日は、嫉妬してしまった時の対処法を前回のブログより、より詳しく書いていこうと思います。
嫉妬を感じた時、自分の意識は外向きである
あなたはある会社で事務をしています。
今日、新人さんが入ってきました。
女性らしく、可愛い声をしているA子。初日から社内での立ち回りがうまく、気難しいお局の先輩にもうまく取り合っています。
あなたはそんなA子に、ちょっとモヤモヤ……。
[voice icon=”https://yuko-happylife.com/wp-content/uploads/2017/05/7fb48449ebf5eb28fe1ad1fbdc1a0902_s.jpg” name=”あなた” type=”l”]私もあんな風に立ち回りたいのに……
私にはできないのに、あの子はできる……
私の方がここは長いのに……[/voice]
こんな状況になった時、あなたの意識はどこにありますか？
自分の中にありますか？
外側に向いていますか？
そう、外側に向いていますね。
私という領域を出て、外の自分ではない誰かに意識を向けています。
自分の外側の何かは、自分がコントロールすることは不可能です。そんなところに意識を向けて、イライラしてもあなたにはその人をコントロールすることはできません。
コントロールできるのは自分自身のみ。
外側に意識を向けることは、半分は意味を成さない行動なんです。
嫉妬とは『なりたい自分の一歩先』を実現している人へ向けられる
さて、イライラしたA子をもう少し観察しましょう。
彼女は、誰もが羨むような尊敬に値する人物でしょうか？
多分違います。どこにでもいる普通の女の子。
だけど、私のやりたいことを体現している。
この部分にモヤモヤするんですよね。
自分の雲の上のような存在の人物に、人は嫉妬心を抱きません。
自分よりも斜め上くらいに（自分が勝手に）位置している、手の届きそうな人に嫉妬します。
言わばA子は、なりたい自分の一歩先を体現している人物なんですよね、
嫉妬を感じたら、先ずは自己分析
この2点がポイントなので、整理しますね。
[box type=”point”]嫉妬している時、自分の意識は外向きである。
なりたい自分の一歩先を体現している人に、嫉妬をする。[/box]
これがわかったら、あなたのやるべきことは、
何に嫉妬しているのか？を冷静に分析すること。
- お局にうまく取りいってる、その行為ができることが羨ましいのか？
- 可愛い声を出して、女性らしく話せることが羨ましいのか？
- そもそも、女性らしい出で立ちが羨ましいのか？
- 自分が『仕事上は女性らしくあってはならない』というマイルールを持っていて、それに従っていないA子にイライラするのか？
何にモヤモヤ・イライラしているのかを、あなた自身の中から見つけ出してください。
これは、今まで持っていたあなたの価値観を打ち壊し、内側に秘められていた欲望に気づく体験となるかもしれません。
気持ちを見つめて、行動を起こすだけ
前述した自分の気持ちを冷静に分析したのち、何に嫉妬していたのかが分かったら、やる事は１つ！
その気持ちを行動に移すこと。
- お局に上手く取りいってるのが羨ましいのであれば、あなたも上手く取りいれる様コミュニケーション方法を学び、変えて行きましょう。
- 女性らしい話し方が羨ましいのなら、あなたも女性らしく話せるように話し方を意識しましょう。
- 女性らしい出で立ちが羨ましいのなら、あなたも女性らしい出で立ちが出来るよう洋服を買いに行きましょう。
この様に、気持ちを内側に持ってきて自分の人生をいかに改善できるか』というところまで、気持ちの分析ができると嫉妬という感情は無くなります。むしろ、嫉妬が人生をよりよくしていく原動力となります。
常に自分を中心に起き、自分が何をしたら幸せに感じるのか？を軸に行動しましょう。
これは、身勝手になれ！という事ではなく、あなたのオリジナル方法であなたの人生をリノベーションしていく。あなたらしい人生を創造しましょう！という事です。
わたしもまだまだ嫉妬という感情が湧いてきます。しかし、直ぐに
[voice icon=”https://yuko-happylife.com/wp-content/uploads/2017/08/IMG_0184.jpg” name=”ゆうこ” type=“r”]今のわたしなら理想に近づくために何ができるのか？
[/voice]
発想を切り替え、行動に移すようにしています。
今日のブログが、どなたかの参考になれば幸いです。
