リストマーケティングをやることでメルマガとLINE公式アカウントどちらにしようか迷う方も多いのではないでしょうか?
今回、メルマガとLINE公式アカウントの機能を比較してそれぞれのメリットとデメリットを調査して比べてみました。
結論から言うと、深く詳しく低コストで発信できるのはメルマガです。
LINE公式アカウントは、気軽に配信できる反面、文字数も配信数も決められているためしっかりした説明や文章が書けません。
また、LINE公式アカウントは文字装飾ができないので長文には向かない傾向があります。
それでは細かくLINE公式アカウントとメルマガの機能の比較やそれぞれのメリット、デメリットをご紹介していきます。
- メルマガとLINE公式アカウントの機能を比較!
- LINE公式アカウントのメリットとデメリットをまとめました
- LINE公式アカウントのデメリット①:文字装飾ができない
- LINE公式アカウントのデメリット②:長文に向かない
- LINE公式アカウントのデメリット③:一度の配信の文章量に限界がある
- LINE公式アカウントのデメリット④:開封率やアンケート結果など一定数ないと分からない
- LINE公式アカウントのデメリット⑤:誰が登録しているか分からない
- LINE公式アカウントのデメリット⑥:ラーニングコストが高くなってしまう
- LINE公式アカウントのメリット①:思いついたときに配信できる
- LINE公式アカウントのメリット②:登録者が受信しやすい
- LINE公式アカウントのメリット③:個別のメッセージでのやり取りがしやすい
- LINE公式アカウントのメリット④:アンケートや抽選機能などがある
- メルマガのメリットとデメリットをまとめました
- メルマガとLINE公式アカウントどっちをやるか?のまとめ
メルマガとLINE公式アカウントの機能を比較!
機能 | メルマガ | LINE公式アカウント |
---|---|---|
文章の配信 | 〇 | 〇 |
画像の配信 | 〇 | 〇 |
色や大きさの変更など 文字装飾 | 〇 | × |
予約配信 | 〇 | 〇 |
セグメント配信 | 〇 | 〇 |
ステップ配信 | 〇 | 〇 |
個別メッセージ | △ | 〇 |
開封率 | 〇 | △ |
ボタンのクリック率 | 〇 | × |
運用コスト(月額) | 2,000円くらい~ | 5,500円~ |
メルマガでは、使うメルマガサービスによって異なりますが、セグメント配信や開封率・クリック率のデータを取ることが可能です。
メルマガは、個別メッセージをするにはメールでのやり取りになるので△にしました。
ただ、メルマガの中でインスタやチャットワークのアドレスを書くことで、LINE公式アカウントのようなリアルタイムでのやり取りは可能ですね!
LINE公式アカウントは、気軽に個別メッセージのやり取りができます。
ただ、文字装飾ができないのと開封率は一定の数の開封がないと表示されません。
また、ボタンのクリック率は分析項目にはないのでデータとして確認するのは難しそうです。
運用コストでは、どちらも無料から始めることができますが有料でやる場合は、メルマガは2,000円くらいから、LINEは5,500円からになります。
料金については、後ほど詳しく見ていきましょう!
LINE公式アカウントのメリットとデメリットをまとめました
LINE公式アカウントは、気軽に短文で配信できる点がメリットでしょう!
その反面で、文字装飾ができないので長文の配信が読みづらくなりがちです。
しっかり物事を伝えたい場合は、ちょっと不向きかなと感じています。
LINE公式アカウントのデメリット①:文字装飾ができない
LINE公式アカウントは、文字の大きさを変えたり、文字色を付けたり、太文字にしたりと言った文字装飾ができません。
そのため、LINE公式アカウントの登録者に文章を読みやすくする工夫が必要になります。
LINE公式アカウントのデメリット②:長文に向かない
LINE公式アカウントは、基本スマホで確認するため1行の横幅が限られてしまします。
メールに比べると横幅が狭いため、長文がとても読みづらくなってしまいます。
また、LINEを開いたときに長文のメッセージの場合は、スクロールしてメッセージ上部に移動しなければならなくなるので読者の手間を考えると長文の配信は向かないかと思います。
LINE公式アカウントのデメリット③:一度の配信の文章量に限界がある
LINE公式アカウントは1つの配信で500文字×3枠の1,500文字までしか配信できません。
画像やカードを入れてしまうとその分の枠も取られてしまうため、場合によっては500文字や1,000文字ともっと少なくなってしまいます。
文字数が少ない配信は配信する側には気楽に配信できるので良いようにも感じますが、読者には説明不足で伝えたいことがうまく伝わらない可能性も高くなります。
せっかく配信しているのに伝えたいことが伝わっていないのはとってももったいないですよね!
LINE公式アカウントのデメリット④:開封率やアンケート結果など一定数ないと分からない
LINE公式アカウントの開封数やアンケートの回答結果は、20以上ないとデータとして数値や結果が表示されません。
LINE公式アカウントを始めたばかりの方や登録者数が少ない場合はデータの分析やアンケート結果が分からないので、登録者数を増やす必要があります。
また、ただ登録者数を増やすだけでなく、開封してくれる人やアンケートに答えてくれる人などアクションを起こしてくれる登録者数が必要になります。
LINE公式アカウントのデメリット⑤:誰が登録しているか分からない
LINE公式アカウントは、1:1のメッセージのやり取りをしないと誰が登録しているのか分かりません。
そのために登録した時にメッセージを送ってもらうアクションを促すことが大切です。
ただ、1:1のメッセージのやり取りをしていてもLINEで使っている名前が表示されるので、相手がどなたなのか聞かないと分からないことも多いです。
LINE公式アカウントのデメリット⑥:ラーニングコストが高くなってしまう
LINE公式アカウントは、2023年6月から1ヶ月のメッセージの配信数が200以上の場合は月額5,500円の有料プランにしないと配信ができません。
200人以上の登録者がいた場合は、必ず有料プランにしないと登録者全員に対しての配信ができなくなります。
今は数十人だったとしてもリストマーケティングを行うなら登録者の200人はあっという間です。
その時に有料プランに切り替えられるならLINE公式アカウントを使っていても良いと思いますが、他のものに切り替えなきゃならない場合は最初から他のものを使う方がリスト集めの労力は減らすことができるでしょう。
LINE公式アカウントのメリット①:思いついたときに配信できる
LINE公式アカウントのメリットは、気軽に思いついたときにメッセージを配信できることです。
いつでも手元にあるスマホを使って配信することができるので、出先でも思い立ったらメッセージを送れるのはメリットでしょう。
LINE公式アカウントのメリット②:登録者が受信しやすい
LINE公式アカウントは、LINEを利用している方も多く、LINE公式アカウントを登録してもらうことで必ずメッセージを届けられるメリットがあります。
ブロックされない限りメッセージを届けられるので、メールのように迷惑メールの振り分けなどされる心配がないのはメリットでしょう!
LINE公式アカウントのメリット③:個別のメッセージでのやり取りがしやすい
LINE公式アカウントは、1:1の個別メッセージ機能があり、気軽に個別のメッセージでのやり取りが可能です。
また、LINEと同じように相手が個別メッセージを既読したかどうかも分かるので、ちゃんと読んでくれていることが把握できます。
LINE公式アカウントのメリット④:アンケートや抽選機能などがある
LINE公式アカウントには、アンケートや抽選、クーポン機能やスタンプカードと言った機能が揃っており、設定すれば誰でも使うことができます。
ショップやサロンをされている方は、クーポンやスタンプカードは欲しいところですよね!
ただし、デメリットでも紹介した通りアンケートは回答者数によって結果が見れないので注意が必要です。
メルマガのメリットとデメリットをまとめました
メルマガのメリットは、長文の情報が届けやすいところ。
読者を教育するためのメッセージは、どうしても長くなりがちです。
メルマガの読者さんは、長文を読むことに抵抗が少ない傾向があり、また文字の装飾を入れることで読みやすく伝わりやすい文章にすることが可能です。
その変わり、メルマガで送信したメールを開くか開かないかは、読者さんにかかっています。
メルマガのデメリット①:メールが届きづらい
メルマガで一番思いつくデメリットは、メルマガのメールが迷惑メールやプロモーションに入ってしまい読者にうまく届いていないことだと思います。
しかし、これはメルマガの配信サービスや設定で回避できる可能性も高いので、メルマガの配信サービスを選ぶときにその辺りを注意しておきましょう!
メルマガのデメリット②:必ず開封してもらえるわけではない
メルマガの読者の中には、メルマガをいくつも登録していて未開封のものが溜まっている方も多いでしょう。
未読状態にしている人もいるため、必ず開封してもらえるわけではありません。
ただ、タイトルを開封してもらえる工夫を施したり、読者が開封するメリットを付けてあげることで開封率を上げることができます。
メルマガのメリット①:長文でも読んでもらいやすい
メルマガは、ブログのように画像を入れたりテキストの一部の色を変えて強調させたりすることが可能です。
そのため、長い文章でも飽きなく読者に読ませることができます。
ブログを書きなれている人は、文章をっ買うことに抵抗がないため、特にメルマガの配信が合っているでしょう!
メルマガのメリット②:配信内容が伝わりやすい
メリット①でも書きましたが、メルマガは画像の挿入もできるため図解やイメージ図などを併用して分かりやすく解説することが可能です。
そのため、文章だけでは伝わりにくい部分もしっかり伝えることができます。
また、文章量を気にすることなく内容を記載できるので、伝えたいことをより詳しく深く伝えるのにも向いています。
メルマガのメリット③:登録者が分かる
メルマガのサービスによるかもしれませんが、大抵のメルマガ配信サービスでは登録してくれた方の一覧を見ることができます。
登録者の把握をすることで、ターゲットにずれがないかどうかを確認する手段の1つにもなると思います。
また、濃いターゲットに絞ってセールスなどを行うことも可能になるため、成約率は高くなる傾向があります。
メルマガのメリット④:運用コストが安い
メルマガは、配信サービスによって無料で使えるものもあり、有料でも月額2,000円くらいから利用できるものもあります。
メルマガの配信できる数は、サービスにより異なりますが、無料プランでも1ヶ月で数万通まで配信できるサービスもあるので、配信数を心配することはあまりないでしょう。
メルマガでのリストマーケティングに力を入れたいなら、有料プランがおすすめですがコストを抑えたい方は「リザスト」の無料プランでも良いと思います。
ただし、リザストは招待制で無料プランが利用できます。
メルプレをご利用の方は、リザストのご招待が可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
メルプレは、メルマガのテンプレートを作成することのできるサービスです。
ブログのようなメルマガを作る場合は専用のコードを書く必要がありますが、メルプレではデザインや色を選択するだけでコードを自動で生成するシステムが使えます。
メルプレを使うことで簡単に伝わりやすく読みやすいオリジナリティに富んだメルマガを配信することができます。
ただし、メルプレは毎月25日~月末までの募集になりますので、メルプレが気になる方はメルプレのお知らせ専用のメルマガにご登録ください。
メルマガとLINE公式アカウントどっちをやるか?のまとめ
LINE公式アカウントもメルマガもリストマーケティングに適したツールです。
気軽にサクッと配信したい方はLINE公式アカウント、伝えたいことをしっかり伝えた配信をしたい方で、尚且つコストを抑えたい方はメルマガがおすすめです。
目の前のことだけではなく、少し先を見据えて登録者が増えたときのことも考えてツールを選ぶことも大事だと思います。
LINE公式アカウントもメルマガも集客するためのツールなので、上手に使ってご自身の集客に役立てていきましょう!
この記事は、メルプレの開発を担当したウェブデザイナー千葉ゆきえが執筆しました。
よかったら千葉のブログも合わせてご覧ください。