コラム

他人の人生に越境してしまうとき/他人に人生越境されてしまうとき

今日も気づきがありました。

人間ただ生きているだけでも、見方を変えると沢山の気づきがあるのだなーと。
その気づきに気がつけるだけで、丸もうけ!笑

先日のブログ「自分に自信が持てないときほど、「自信を持てる行動」を増やそう」と通ずるおはなしを少々。

誰かの人生に越境してしまうこと、越境されたと感じたことないですか?

人は、自分に自信がなかったり、
人生に不満があったり、
何か不足を感じると、
なぜか他人の人生に干渉しだすようになります。


仕事がうまくいかないと、
理由を人のせいにしてみたり、
環境のせいにしてみたり、
また自分が持って生まれた特性が足りないという、
なんともまぁな理由を見つけだすんですね。
で、自分が超えられないハードルを超えている人を見て、
羨ましいがるようになる。

「どうしてあの人はできるのか?」が
気になって、
その人で頭がいっぱいになり、
その人と自分を比べ始める。

それが、健全な方向だったらいいのですが、
大体妬み・嫉みになりますよねーーー。

こうなると、もうそれは自分の人生ではなく、
誰か違う他人の人生を生きていることになります。

あなたとは違う人生ですから、
自分の足で立っているという自信は損なわれ
さらに自信喪失。
そして、また違う誰かと比べ始め、
どんどん本来の自分とはかけ離れた場所にたどり着く。

これが、立場が逆になり
誰かが自分とその人を比べてきたとき、
嫉妬にかられて自分の人生に口を出してくるときがあります。

例えば、
「それはやらない方がいいともうよ」
「みんなあなたのそういうところが苦手だって」
「みんなそう思っているよ」
のような、マイナスなワードを投げてきて
あなたの行動に制約をかけてくるときがある。

そんなとき、ぜひ一度立ち止まって考えてほしい。
アドバイスを聞いて、自分の心はどう感じたのか?
「受け入れたい!」とポジティブに感じたのか?、
それとも「そんなこと言わなくてもいいじゃん……」とネガティブに感じたのか?

ポジティブに受け取ったなら、そのアドバイスを受け取りましよう。
でも、それがネガティブだったら……
「アドバイスはうれしいけど、私の考え方とは違うな。
教えてくれてありがとう!」と感謝し、終了。
それについて言い返さなくていいし、
あなたはそう感じた。私は違う受け取り方をしている。でOK。
それでいいんです。

あたなが他人の人生を歩めないように、
他人があなたの人生を歩むことはできません。

簡単にいうと、
あなたが1,000万の借金をしたとします。
それを無償で肩代わりしてくれる人はいますか?

多くの人が「自分でした借金は自分で払うのが当たり前」といって
助けてくれないでしょう。


自分の人生を生きるとは、これと一緒です。
自分で考えた選択をして、
それによって起きた次の化学変化に責任を持つこと。

例え、他人の考えで行動したとしても、
次に起きた化学変化については、
あなた自身誰も責任を取ってくれません。

だったら、自分の意思で行動した方が良くないですか?

たまーに、他人が自分の人生に越境してきたり、
思わぬところで他人の人生に自分が越境してしまうことがあります。

越境された場合は、「越境しています」と告げてお帰りいただく。
越境してしまった場合は、すぐさま自分の陣地に戻りましょう。


お互いがお互いの人生に越境しない。
こんな環境が作れると、
人間関係での悩みも減るし、
自分の人生に集中できるようになります。

人生がシンプルになり、
やるべきことが見えてくる感じでしょうか。